【Logic Pro X】面白いMIDIドラムパターンを作ってくれる機能「drummer(ドラマー)」の概要と使いかた、小ネタなど

【Logic Pro X】面白いMIDIドラムパターンを作ってくれる機能「drummer(ドラマー)」の概要と使いかた、小ネタなど

ども、シゲです。

自動で雰囲気のあるドラムトラックを作ってくれるLogic Pro Xの機能『drummer(ドラマー)』。

音楽のジャンルや演奏スタイルによって作り出すトラックが変化し、細かい設定によってドラムが叩けない人でも曲調にあった打ち込みを自動でしてくれるめちゃくちゃ便利な機能です。

ギターやベースとかは比較的やってる人が多いんですけどドラマーっていないんですよね…。でもこの機能があれば全然問題ないようにすら感じます。

▼ドラムパッドで打ち込みたい!フィンガードラムしたい!って人はこちらの記事をどうぞ!

参考リンク KORG padKONTROL(コルグパッドコントロール)はドラム経験者なら一番オススメなフィンガードラムパッドのMIDIコントローラー

さて、今回はそんな便利なdrummerの使い方と細かい設定やなんやらかんやらをメモ。

基本的な使い方からちょっと高度な編集までをまとめておこうと思います。ドラムトラック作りの参考にもなるので、ドラマーの人も見て損はないと思います。

それではまいりましょー!

drummerの概念と基本的な使い方

まずはdrummerの基礎知識と概念の確認から行きましょう。

このdrummerは初期設定ではオーディオトラックともソフトウェア音源(MIDI)とも違う、drummerリージョンで構成されています。drummerトラックを追加するとリージョンの色と表示が違うのでわかると思います。

オーディオは波形、MIDIはピアノロールで表示されていますが、drummerはそのどちらでもないオリジナルのリージョンで構成されています。

スクリーンショット 2016-08-13 19.54.33

drummerはジャンルとドラマーの種類によって作り出してくれる音が違い、性格や雰囲気によって面白い演奏をしてくれる仕様になっています。機械的な打ち込み感も少なく、よりリアルなドラミングをしてくれます。

ドラムをやっている人もフレーズの幅も広がりますし、苦手なフレーズを作り出してくれる強い味方になると思います。

それではdrummerの基本的な使い方をやってみましょー!

drummerリージョンの追加

drummerは他のオーディオ・MIDIリージョンと同じようにトラックを追加することで簡単にプロジェクトに加えることができます。

▼左上の【+】→【Drummer】→【ジャンル】→【作成】を選択してdrummerリージョンを作成します。ジャンルは後でも変えられるのでお好きなものをどうぞ!

スクリーンショット 2016-08-16 10.31.26

▼作成するとdrummerリージョンが作られます。それぞれのエリアでできることが色々あるので、一つずつ見ていきましょう。

スクリーンショット 2016-08-16 10.42.12

  • ①drummerリージョン・・・drummerトラックを作成すると8小節のdrummerリージョンが2つ作られます。ここで他のトラック(オーディオやMIDI)同様に調節することができます。
  • ②ドラマーカード・・・ドラマーカードに名前、詳細、ドラムキットの種類が表示されます。ここからドラマーの変更が可能です。
  • ③プリセットと調整用のX-Yパッド・・・ドラマーのプリセットが表示されます。変更して色々なパターンを選ぶことができます。その演奏の雰囲気を隣のX-Yパッドで調節可能です。

スクリーンショット 2016-08-16 13.05.14

④ドラムパーツと詳細・・・ドラムのパターンを細かくパーツごとに変更できます。任意のパーツをクリックするとそれぞれのパターンを変更でき、【フィル】や【スウィング】、【8th,16th(ハイハットの刻み)】によってグルーヴ感を出すこともできます。より生っぽいリアルなドラムフレーズに出来ますね!

スクリーンショット 2016-08-16 13.02.38

⑤装飾音の設定・・・右下の【詳細】を押すと細かい設定も可能です。前ノリ・後ノリなのか、ゴーストノートの音量、ハイハットのニュアンスなどまでも細かくできるのは面白いですね。これだけでも十分楽しめそうです。

この辺りがdrummerの演奏内容を変更する時に使うものです。とりあえずドラマーカードを変えてドラムのパターンをガラッと変えてもいいし、気に入ったフレーズが出るまでX-Yパッドをこねくり回してみてもいいでしょう。

ドラムができない人ももちろんのこと、経験者でも面白いフレーズが生まれる機能なので積極的に使っていきたい機能です。

ではここからもう少し掘り下げてdrummerを理解していきましょー!

一曲全部のドラムパターンをdrummerに作ってもらう方法

▼drummerのトラックを追加すると8小節のリズムパターンが2つ作られますが、これでは曲全体のドラムとしては全然足りません。とはいえ一つずつリージョンを追加していくのは面倒です。

スクリーンショット 2016-08-16 13.46.00

とりあえず全体的にドラムパートがある曲であれば、大まかなフレーズをdrummerに作ってもらいましょう。

▼drummerトラック上でで右クリックから【drummerリージョンから作成】を選びましょう。

スクリーンショット 2016-08-16 13.49.00

▼するとプロジェクトの最後まで8小節単位のdrummerリージョンを生成してくれます。これは便利!

スクリーンショット 2016-08-16 13.52.22

最初の2つのリージョンをもとに作られているのかと思ってプリセットを変えて試してみましたが、これで作られるリージョンはどれもほとんど変わらなかったです。もしかすると選択したドラマーによって決まっているのかもしれません。

あとはここから各リージョンを細かく調節していけば、簡単な構成の曲であればなんとなく骨組みは完成しますね!かなりの時短になりますし、ドラムトラックを追い込む時間も多く取れますね。

drummerリージョンをMIDIリージョンに変更する方法

大まかなドラミングの変更はdrummerの中のパラメーターをいじるだけで変更可能ですが、ピンポイントで変更したい場合(例えばタムの音を変える、ハイハットを一部だけオープンにするなど)はなかなか難しいですよね。

特にパラメーターをいじっても『そうじゃない感』が出てたりとか。そこじゃないんだよ、変更したいのは…的なね。

そんな時はdrummerリージョンをMIDIリージョンに変更して、もう自分で細かいところを変更するのが一番です。これでフィルインをカスタマイズできるようになります。

▼まずは左上の【+】からソフトウェア音源トラックを新規追加します。

スクリーンショット 2016-08-16 14.52.30

▼作成できたらそのソフトウェア音源にライブラリの中の【ドラムキット】の音源を選びます。音は後でも変えられるのでなんでもオッケーです。今回は【bluebird】にしました。

スクリーンショット 2016-08-16 14.45.22▼あとはMIDIリージョンに変更したいdrummerリージョンを選択して、そのままドラッグ&ドロップで移動させます。

スクリーンショット 2016-08-16 14.46.29

▼するとdrummerリージョンだったものがMIDIリージョンに変換されます。これでMIDIリージョンとして鳴らせるので、ドラムキットも変更すると音も変わります。カスタマイズも可能ですね。

スクリーンショット 2016-08-16 14.46.45

これでいらない音は消してみたり、ちょっと音を足してみたりと普段のMIDIリージョンのようにdrummerリージョンを扱うことができます。

ドラムトラックを追い込むならやっぱりMIDIの方がやりやすいと思います。

まとめ

drummerの機能はLogic Pro Xの大きなアドバンテージの一つであり、ほかのDAWでは見たことのない機能です。(僕が知らないだけかもしれませんけど)

ドラムやっている人もそうでない人でも使うことで楽曲の幅は間違いなく広がりますし、Logic Pro Xのアップデートとともに音楽のジャンルやドラマーの種類も増えているので是非使ってもらいたい機能です。

▼Drummerのより一歩踏み込んだ使い方はこちらの記事をどうぞ!

参考リンク 【Logic Pro X】Drummerのドラムキットの音を細かく変更・調整できる「Drum Kit Designer」と「Producer Kit」 | カラフル!

手っ取り早く曲っぽい仕上がりにするにはこの機能は外せませんね!

ではまた〜

Logic Pro X

23,800円
(2016.08.07時点)
posted with ポチレバ

この記事が気に入ったら
『いいね!』してね

Twitter でシゲを

コメントをどうぞ!

*
*
* (公開されません)