【Logic Pro X】MIDI打ち込みのリズムのズレを直す「クオンタイズ」について

【Logic Pro X】MIDI打ち込みのリズムのズレを直す「クオンタイズ」について

ども、シゲです。

ドラムやメロディーのMIDI打ち込みでリズムがどうも合わない時ってありますよね。それはそれでリアルな打ち込み感がでてくれて、曲や雰囲気によってはアリになることもあります。

ですが僕がA型だからでしょうか?意図しないズレやリズムのもたつき・ハシり(全体的に遅れ気味になったり、逆に早くなり気味だったり)は気になりますよね。僕だけじゃないと信じたい。

そんなときにはLogic Pro Xの「クオンタイズ」機能を使って、拍子にあわせるようにしてみましょう。これならリズム感のない僕でも大丈夫。(その方が問題だ)

それではまいりましょー!

Logic Pro Xでクオンタイズをかける方法

Logic Pro Xではクオンタイズのかけ方は幾つかあり、どの部分にクオンタイズをかけていくかによってそのやり方を選ぶのが効果的です。例えば「ハイハットだけ揺れを直したい」とか「このリージョンだけもう少しモタつかせたい」などといった使い方もできます。

Logic Pro XではMIDIノートだけではなく、なんとオーディオリージョンにもクオンタイズをかけることができます。その辺りはまた別記事でメモしようと思います。

クオンタイズをうまく使うことで曲のクオリティや印象もガラッと変わるので、音楽制作ではどんどん使っていきたい機能です。

▼今回はこの8小節のドラムパートを使って様々なクオンタイズのかけ方をやってみようと思います。下の画像をみてみると、それぞれのノートがグリッドからMIDIノートがすこーしずれてますね。

これにクオンタイズかけることで調節してみます。

選択したリージョン全体にクオンタイズをかける

まずはリージョン全体的にクオンタイズをかけてみましょう。一発録りしたドラムフレーズなどを整えるときなどに使います。かける強さによって印象が変わるので、その都度聞きながら調整してみるといいと思いますよ。

▼クオンタイズをかけたいリージョンを選択します。

▼左側にあるリージョンインスペクタ(表示してない場合は【I】キーを押して表示)からクオンタイズをオンにしましょう。今回は8分音符に合わせてクオンタイズしてみました。

▼するとクオンタイズがリージョン全体にかかり、グリッドに揃いました。

リージョン全体にかける場合は他にも方法があります。

▼かけたいリージョンを選択して、下のピアノロールの上で【command】+【A】を押すと全選択になります。そこで左にあるタイムクオンタイズからかける方法もあります。また、強さのスライダーで数値を変えるクオンタイズをかける度合いも調整することができます。

クオンタイズがかかるともたつきがなくなり、リズムキープもしっかりとできるようになります。その反面どこか機械的なサウンドになるので、強さを調整して理想のタイミングで打ち込みができるようにしましょう。

EDMやエレクロトミュージックではほぼクオンタイズがきっちりかかっているので、リアルなドラム以外は強さ100でいいと思います。

 

8分音符でクオンタイズをかけると一番近くの8分音符のグリッドに沿うので、16分音符を使ったフィルインも8分音符としてクオンタイズされます。意図してないクオンタイズが適応されてしまいました。

こういうときのために部分的にクオンタイズする方法も理解しておきましょう。

MIDIリージョンの一部分にクオンタイズをかける

リージョン全体にかけるとフレーズのニュアンスが変わってしまう場合、クオンタイズをかけたくないところは除外してクオンタイズをかけることもできます。任意の場所のみにかけることがあるので、とても重宝する機能です。

▼ちょっとわかりづらいですが、現時点で8小節目の16分音符を含んだフィルイン16分音符でクオンタイズして、それ以外の部分8分音符でクオンタイズをかけるとします。

ちょっと複雑ですがドラムのフレーズではよくあるので、覚えておくと便利だと思います。

▼まずは全体を選択します。【command】+【A】で全選択です。その状態で【Shift】を押しながらクオンタイズかけたくない部分を選択解除して、まずは8分音符で選択部分をクオンタイズしましょう。ちなみにピアノロール上では【Q】を押すことでクオンタイズできます。

このままだとかけたくない最後のフィルインのみクオンタイズされていません。他の部分は8分音符でクオンタイズができました。続いてはそのフィルインを16分音符でクオンタイズしましょう。

▼ここで気をつけるポイントはMIDIノートの中で一番近い16分音符のグリッドにクオンタイズされるので、クオンタイズしたい位置と違う位置に揃ってしまうこともあります。そんな時は少しドラッグして近づけてあげると成功しやすいです。

GIF画像が見にくいのでモバイルではなくMacの画面で見てもらうとわかると思いますが、無事に16分音符と8分音符の混ざったクオンタイズをかけることができました。

この打ち込み感をなくす方法もLogic Pro Xには用意されています。その辺も含めてまた記事にしたいと思います。

ハイハットやスネアなど音単体でクオンタイズをかける

最後は「ハイハットだけ」とか「スネアだけ」とかアサインされている音源単位でクオンタイズをかける方法です。

もちろん先ほどのやり方で部分的に選択してもいいんですけど、曲の構成が長くなればなるほど一つ一つ選択していくのはめんどくさいですよね。そんな時はノートの種類単位でクオンタイズをかけていきましょう。

▼やり方は簡単。クオンタイズをかけたいノートがアサインされているピアノロール上のキーを選択するだけです。その上でクオンタイズをかけちゃいましょう。【Shift】を押しながら複数選択することも可能です。

これにより若干締まりが欲しいパート部分のみにクオンタイズをかけたり、逆にタイトすぎるビートに少し柔らかさを足すことができます。

安定させたいバスドラムだけにクオンタイズをかけて、フィルインだけ自分の個性的なフィーリングを混ぜるといった面白いドラミングも表現できちゃったりしますね!(聞きやすいかどうかは別として)

まとめ

クオンタイズを制するものは世界を制す…とまではいきませんが、打ち込みっぽいドラムからの脱却という面ではとても重要な要素の一つだと思います。

本物のドラムに近い音作りをするとしたら覚えておきたい機能です。

とはいえDTMの醍醐味は「本物のドラムが叩けなくても本物以上のドラム演奏ができる」ところだと思っているので、曲作りの一つの要素としてクオンタイズを取り入れていくのがベストだと思います。(それより早く曲を作れ)

ではまた〜

Logic Pro X

23,800円
(2016.08.07時点)
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