ドラゴンクエストでは主人公がなぜ「勇者」なのか?ああ、そういうことなんだ。と、自分なりに答えが出た今日。
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ドラゴンクエストでは主人公がなぜ「勇者」なのか?ああ、そういうことなんだ。と、自分なりに答えが出た今日。

ドラゴンクエストの主人公って大体「勇者」ですよね。

今まで何で勇者が主人公なんだろうってずっと思ってて、今までピンとこなかったんです。

戦士の方が力もHPも高いし、魔法使いや僧侶の方が使える魔法がたくさんある。武闘家は素早さではピカイチだし、遊び人なんて賢者になれる。

主人公の勇者って能力のバランスが良くてカッコいいな、くらいのイメージ。ドラゴンクエストの主人公になる条件としては、僕的にちょっと弱いんですよね。(カッコいい方がゲーム的にいいにはいいんですが…)

でもその理由が今日、ちょっと分かった気がするんです。そんな雨の午後、これを書いてます。

※ドラクエのゲームや本編とは関係のない独り言なので、興味のない方は続きを読まないでください。





不思議な予約客

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僕は美容師です。美容室を一人で経営しています。

今日の12時から予約が入っていたお客さんは僕のワイフの学生の頃の友達の彼氏で、僕自身その友達自体も知りません。そんな関係だから彼氏のことももちろん知らない。

お互い全くの初対面です。

しかも素性を聞けばその彼氏は同業者である「美容師」だというじゃないですか。

僕の頭には「?」がたくさん浮かぶばかり。同業者ならお店のスタッフに切って貰えばいいし、わざわざ電車に乗って知らないお店に来てまでカットする必要なんてないだろう。

謎は深まるばかりでした。

刻一刻と近づく予約の時間ずっとモヤモヤしていました。アニメの世界だったらずーっと「?」が僕の頭の周りを回ってたと思います。

予約の時間が来て彼が現れた

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どんな人が来るのかわからない中でモヤモヤしながら、約束した予約の時間が来た。

土地勘もないからか辺りをキョロキョロ見回しながら、その彼はやってきた。「美容師」らしいオシャレな格好に身を包み、僕よりも少し若いくらいのフレッシュさを感じる印象の好青年だった。

お互いにバツが悪いのもあってか、あいさつもそこそこにシャンプーを終え、セット椅子に座った時に僕は溜まってたモヤモヤを彼に投げかけてみた。

「なんでうちのお店にカットに来たんですか?」

周りに人がいたらきっとおかしな状況だったと思う。お客さんに対して「なんで来たの?」なんて。もちろん僕らしかお店にはいないんだから、それはさほど問題ではないんだけど。

その彼が言うには…

僕のお客様の中に近々こっちの方に引っ越す予定の人がいて、そのお客様に紹介するお店を探してたんです。そんな時に僕の彼女からこのお店のことを聞いたんです。個人でやられてるお店みたいだよ、と。

僕のお店は個室があるので他のお客様に会わずに施術できます。そのお客様は円形脱毛症になっている方なので、紹介するならお一人でやられてるお店を、と思ったんです。

紹介するなら自分もまずは行ってみようと思い、お邪魔させていただきました。

独立されている方の話も聞きたかったのもあり、今回カットをお願いしました。

ということらしい。

なるほど、それでか。

モヤモヤも80%くらいは晴れて、合点がいった僕はオーダー通りにカットを進めていった。

切りすすめていく中で同業者ならではの話をしたり、仕事の話をしたりして時間が過ぎていった。そして話の流れは自然と「経営・独立」に移っていった。

彼もやはりかなりの独立志向で、ゆくゆくは自分のお店を持ちたいという熱い思いがあるように感じた。

その温度は話の中でひしひしと伝わってくるし、ビジネスや経営の話もしっかり勉強しているなと感心するくらいだった。しかしそれと同時に独立への不安や、不確実性にアクションを起こせないでいるのも伝わった。

誰でもやっぱりリスクは回避したいし、確実なものに挑戦したいと思うだろう。

独立する前の自分の気持ちと、その彼の気持ちが、カットするミラーにそのまま映ってるように感じた。

本当に必要なもの

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今はみんな独立することに抵抗を感じている人が多いので、そんな熱い気持ちをぶつけられたのは本当に久しぶりだった。

そんな彼が不意に聞いてきた。

「お店を出すのを決めたタイミングって、何がきっかけだったんですか?」

そう僕に問いかけた。

自分自身何がきっかけかなんて考えた事もなかった。

…少し間が空いて僕が答えたのは、自分でもびっくりするくらいの陳腐な言葉でした。

 

「ただ、ずっとやろうと思ってたから。やってみただけ」

もう少し気の利いたことが言えたら良かったのにと、今になってこれを書いてて思う。

でもそうでしかないのだ。それ以外に特別なことをしたわけじゃなかった。独立セミナーに行ったりとか、彼のように独立した人の話を聞きに行ったりしたわけではなかったから。

ただ、やってみただけなのだ。

ただ、今の自分がいる場所よりも一歩前に踏み出しただけなのだ。

その一歩を踏み出せる気持ちこそが「勇気」なんじゃないかな。

まず「やってみる」。

すると景色が変わってくる。自分が動けば周りが変わる。周りが変われば、世界が動き始める。

今考えたら僕が独立した時もそんな感じだったような気がする。

だからそんな言葉が出たのかなぁ。

「勇者」とは勇気を持って一歩踏み出せる者

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「勇気」という言葉からドラゴンクエストの「勇者」が頭の中に浮かんだ。

勇者はなぜドラゴンクエストの主人公であるのか?

今までピンとこなかったその疑問がスルスルとほどけていったように感じた。個々の能力では他の職業のキャラクターに敵わないが、他の誰よりも強い「勇気」を持って一歩踏み出せる者。

それこそが「勇者」ではないか。

誰よりも先に強者に立ち向かう勇気、そして犠牲をモノともせず仲間をかばう勇気。その気持ちの強さから生まれる「行動力」こそが勇気なのではないでしょうか?

どんなに成功している人も行動を起こさない限り、その成功はなかったのではないでしょうか?好きなことに対して「勇気」を持って「行動する」ことで道は開かれていく。そしてそれは周りの人を動かし、のちに世界を救うことになるのかもしれません。(ちょっと大げさでしょうか)

ドラゴンクエストの勇者も冒険を始めた最初の頃は、間違いなく大魔王にはかないません。多分ゴーレムとかにも勝てないです。

そんなに弱いのに「大魔王を倒して、世界を救う!」と冒険に出ただけです。

その「勇気」を持った「行動」こそが人を成長させるんだと思います。時には失敗や挫折も立ちはだかります。そんな時にはそんな「勇気」に心動かされた人たちが、きっと力を貸してくれます。

ともにいろいろな経験をし、レベルを上げていく。だからこそ強敵にも勝てるし、最後には力を合わせて世界を救うことができるのではないでしょうか?

大げさに聞こえるかもしれませんが、僕は今日本当にそう感じました。

「勇者」は誰もが動けない時に、誰よりも先に「行動する」力を持っている、と。

だから主人公なんだろうなぁ、と。

そうじゃないと「世界を救う!」なんて言えないですもんね。

シゲの「ひとこと」

その彼がこの先いつになるかわからないけれど、自分のお店を出して理想とする人生に向かって「勇気ある行動」ができることを願っています。

初めて会った彼にたくさんのパワーと、たくさんの希望をもらいました。

僕もまた一人の「勇者」として(これはちょっと言い過ぎか)、自分自身の冒険の旅をクリアできるように頑張ろうと思います。

 

やってみなければ、その先にあることは「想像」でしかないけど。

やってみればそれは、「現実」になる。

自分の物語の主人公である「勇者」は、他の誰でもない「自分自身」だから。

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